to the forest of Arts_10 ~室生山上公園芸術の森~

Art
室生山上公園芸術の森






室生山上芸術の森


奈良県の北東部に位置する「室生山上公園芸術の森
「女人高野 ・室生寺」から歩いて20分の位置にそれは存在しています。
旧室生村出身(現宇陀市)の彫刻家 井上 武吉(いのうえ ぶきち)氏により、衰退しつつある郷里のために「森の回廊計画」を構想、1997年行政の支援を受け、「むろうアートアルカディア計画」を策定。井上 武吉氏の思いと村の地域活性化への構想が合致し、村の再生プロジェクトがスタートしました。その意志を受け継ぎ設計・デザインを手掛けたのがイスラエル出身の彫刻家 ダニ・カラヴァン氏(Dani Karavan)2006年10月に地域と芸術を融合する公園が完成しました。

地すべり対策後の跡地を活用し、地すべり対策の視点と地域振興(山の上のモニュメント構想)の視点から、ダニ・カラヴァンがデザイン監修を行ってきました。

このため、整備にあたっては、公園(カントリーパーク)の事業手法を取り入れたため、やむを得ず「山上公園」の名称を使っているが、通常の公園とは性質が異なり、完成したものはダニ・カラヴァンの芸術作品となっています。このため、「芸術の森(ArtForest)」としてのコンセプトを明確にしながら、現在は作品としての維持管理に制約はあるものの細心の注意を払いながら管理を行っています。
引用:宇陀市役所



井上 武吉

井上武吉 :: 東文研アーカイブデータベース

引用: Wikipedia ,  東京文化財研究所

ダニ・カラヴァン(Dani Karavan)

ダニ・カラヴァン - Wikipedia

引用: Wikipadia



所在地 奈良県宇陀市室生181
TEL 0745-93-4730
観覧料 大人410円 高校生200円(中学生以下無料)
開園時間 4月~10月 10:00~17:00
     3月~11月 10:00~16:00
休館日 毎週火曜日(火曜日が祝日の場合はその翌日)及び12/29~2月末日   






作品のご紹介

らせんの竹林

「らせんの竹林」






「らせんの水路」






太陽の塔・太陽の道

〈太陽の塔〉
 南側に隙間を設け、時間や季節により塔内に光線が注がれ、これが日時計として時を示してる。

〈太陽の道〉
 北緯34度32分直線上に太陽の塔を中心に東から西へと道(架け橋)が続いている。
 奈良~伊勢間に寺社や王宮、墳墓がこの北緯34度32分直線上に整然と並んでおり、パワースポットが
 一列に犇めくパワーベルトと呼べる。

第2の島・ピラミッドの島

他に第1の島・野鳥の島、第3の島・野外ステージができる島が並んでいる。








日曜日の夕方、天気は小雨、季節は紅葉シーズン。
メタセコイアが黄色に染まっておりました。
山に囲まれた閑寂な土地。

と思いきや、老若男女問わず結構な賑わい。特に若い世代のグループが “映え”写真を求めてポーズをとりあっている(ちょっとビックリ)
当初の井上武吉氏の構想である「森の回廊計画」は約30年近く経っても朽ちることなく現在に受け継がれていることを感じ取ることができました。
まさに大成功。




〈体験型の美術館がお好みの方へ〉
the forest of Arts_12「ソラキン」






【出典】
・Google Map
・「室生山上公園芸術の森」公式サイトより
・「東京文化財研究所」サイトより
・Wikipediaより










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